偏見の心理学→ 偏見チェックの心理テスト

スポンサーサイト

カテゴリー「スポンサー広告」

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「外国人嫌い」の人が嫌うのは、たいがい「男」

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

外国人恐怖症に驚くべき性差を見た

偏見の心理学→ 2009/02 Medical News Today
 Surprising Gender Difference In Xenophobia

ぎゃー!ガイジンのオトコ!!
「外国人嫌い」の人が恐怖する異人さんは、たいがい男なのだ
外国人嫌いでも、女の異人さんなら抵抗は薄いらしい

軽い条件付実験で、異人種に対する恐怖感がどのくらい持続するものか、調べてみました。
異人種(外集団)に対する恐怖は、被験者本人と同じ人種に対するものに比べて長く尾を引きやすい。
中でも最もしつこく恐怖感が残り続けるのは、異人種の男性に対する恐怖。
白人は、男女ともに黒人男性に対する恐怖感が消えにくい。
黒人は、男女ともに白人男性に対する恐怖感が消えにくい。

これは、いわゆるヘビ嫌いやクモ嫌いのような、進化的に刻み込まれた先天的恐怖症傾向の一種ではないか?
過去、脅威となる侵略を行なってきたのは、たいがいヒトのオスだったろうから。

なお、異人さんとの交流経験が少ない人ほど、偏見と嫌悪が強く残りがちでしたよ。

Carlos David Navarrete
Fear Extinction to an Out-Group Face: The Role of Target Gender
Psychological Science 20(2): 155-158.


「先入観、暗示、思い込み」


komatta 恐怖感のみならず、同情や共感についても、「ヨソ者の男」に対しては、あまり共感ごころが惹起されないようです。

 「仲間ではない存在の男」とみなされると、とたんに評価がからくなる。
 同じ程度のアクシデントであっても、そこに関与していたのが「同じ人種の人間」でも「異人種の女性」でもなく、「異人種の男」であったなら、それだけで「悪く見られる」可能性が強まるという懸念。

 女子供よりも特に、アウェイ(ヨソの土地)では男は、振る舞いに対して厳しく見られるおそれがあるわけですね。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


 異国に出かける人も、裁判員に選ばれる人たちも、この点、気をつけておきたいところです。

 特に、よそものさんと仲良くなる経験が乏しい人は、いろいろとお気をつけてどうぞ。

「先入観、暗示、思い込み」

スポンサーサイト

美人が採用されにくい仕事はこれだ

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

その職、美女は不採用!?

偏見の心理学→ 2010/08 Good looks kills job chances: study
偏見の心理学→ 2010/08 UC Denver study finds beautiful women face discrimination in certain jobs

容貌の良し悪しが、就職にどう影響するか調べてみました。

男と女では、顔の良し悪しが就職に及ぼす影響は違ってきています。

●男の場合:
 「女系職」であろうが「男系職」であろうが、ブ男より、見た目が良い男のほうが、就職に有利。

●女の場合:

「男に向いている」とみなされている職
 現場監督、刑務官、重機の運転手、機械技師・・・
  ↑
美女は真っ先に候補からはずされる。
いくら見た目は業務内容とは関係ないとは言ってても、男な仕事では、美女じゃない人が採用されやすい。

「男に向いている」とみなされている職では、見た目が良いほうが業務上有利だと思える職でさえ、美女じゃない人が採用されやすい
例えば、中古車販売業とか。

「それは女の仕事だろう」の場合
 受付係や秘書
  ↑
美女が採用されやすい。

とはいえ、大局から見れば、おおむね見た目ルックスが良いほうが、就職には(のみならず給料でも、業績評価でも、入試でも、選挙でも)有利になってしまうのではありますが。


「先入観、暗示、思い込み」


wa えーと、なんと申しましょうか、そのねー。
 実際問題、鉄筋工とか鳶とか斫りとか舗装とか打設とか、ガテン男が多い職場に華奢な美女が応募してきたら、これ絶対色事で揉め事が起きるだろうからと速攻で丁重にお断りして遠慮してもらっちゃいますけど、そんな次元は超えた話なわけですね。

 世の中に「男的」な物事と「女的」な物事の二極の世界観が埋め込まれていると、知らず知らずのうちに、逆の兆候を帯びたものは排除する心理が働いたりする。そういう、言わば「構造的」な心理反応だとも言えるのかもしれない。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


 それにしても、この「美人」という部分と、「女らしい存在」は、また別のものなのか、同様の機序で作用しているのか、はたまた、ヨソの文化でも同じ現象として現れるのか、もっといろいろな面から確認してみたいところ。

「先入観、暗示、思い込み」

えこひいきの心理:ヒトは自分に似ている者に甘いかも

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

見た目が自分に似ているほうの人をひいきしがちな私たち

生物学的ネポティズム&ルックスの進化心理学
偏見の心理学→ 2002/06 Independent Let's face it: in the game of life, familiarity breeds trust

 ヒトは、自分と見た目が似ている相手に対しては、わりと「疑わしきは罰せず」と寛容に扱ってしまう傾向があるらしい。
 逆に言えば、自分とはあまり似ていない人物に対しては、同じ程度の疑わしさであっても厳しく疑うということだ。

 この現象は、子どもが似たもの同士で仲良くなりがちなこと、見た目似たもの同士のカップルが世の中に多いこと、にも通じてくるんじゃないか。

■自分っぽい顔には気前よく

 取引ゲームの実験で調べてみたところ、ヒトは自分と似た顔(口の形とか鼻の幅とか)の人物に対して高めの信頼度を示す傾向があると出ました。

・相手が直接見えない状態で、パソコンを通して金銭的やりとりをする実験
・取引相手の顔として、いろいろな写真を表示する
・表示される顔の中には、プレイヤー自身の顔に似るように加工された顔写真(モーフィング加工)も、こっそり混ぜておく
・結果、自分に似ている顔の相手に対しては、微妙に気前の良い取引をする傾向が観察されました。
・逆に、写真の顔が自分とはあまり似ていないタイプの相手に対しては、わりと信頼しないケチな応対をしがちでした。

 プレイヤー自身には、「自分に似ているっぽい見た目の相手をひいきした」という自覚は全然なかったようです。

■一般的な魅力度ではないのね

 「一般に魅力的だとみなされている顔」についても調べてみましたが、「自分似顔」相手ほどの無自覚のえこひいき現象は出ませんでした。つまり、良い人そうだとか綺麗な人だとかの「一般的な魅力」を基準にしたえこひいきではなく、やはり「自分に似ている度合い」が関わっていると思われます。

■見慣れた顔でもなく

 自分に似ている、つまり、ふだんよく接している家族や親戚のような、単に「見慣れた顔」に反応してひいきしている可能性も考えられたため、見慣れた「有名人」の顔も使って実験してみました。
 結果は、見慣れた有名人顔でも、「自分とは似てない」赤の他人と同じ程度の待遇しか示されませんでした。

■ヒトが自分似顔をひいきするのは進化のせい?

 これらの結果は、自分と血縁がありそうな人物をひいきするような仕組みが、ヒトの心に備わっている可能性を示唆します。

※ 研究者 Lisa DeBruine さんの「顔研究ラボ」
偏見の心理学→ FACE RESEARCH LAB


人々は自分たちに類似している人々を信じます。
2002/06 Nature Science Update We like the look of lookalikes
People trust people that resemble themselves.
 人間は、自分に似た見た目の人物が好きなようです。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


● コーネル大学の行動生態学者、ポール・シャーマン Paul Sherman によるコメント

 ヒヒ、ハムスター、赤毛猿などの動物でも、見知らぬ仲間のにおいを自分の匂いと比べることによって、血縁度を見分けることができるらしい。
 それに似た機序を、今回の実験結果からは垣間見れるかもしれない。
 しかし、それがすなわち「ヒトは同じ遺伝子を持つ者をえこひいきするようにできている」というわけではない。家族と非血縁個体とを見分ける能力は、単に、ヒト以前の動物だった頃の「天敵と仲間」「毒とごちそう」を見分ける能力から進化したものかもしれない。

● ニューヨーク州立大学の心理学者、ゴードン・ギャラップ Gordon Gallup によるコメント

 ヒトには、自身の血縁を見分けた上で、えこひいきする傾向があることは間違いない。
 男性に、本人の顔にちょっと似せた赤ん坊の顔を見せると、「かわいい」とか「世話したい」とかの反応が強く出るのだ。
 面白いことに、この「自分に似た赤ちゃん顔」の効果は、女性にはあらわれない。女性は子どもを自分で産んでいるわけで、「これは自分の子か」と疑う余地はなかったりするからね。


「先入観、暗示、思い込み」


 無意識に、自覚しないうちに、というところが、戸惑いますね。
 何の気なしにいろいろ下している評価が、実は、自分とは似ていない人相手ほど、辛口だったり冷たかったりしている可能性。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


po 仲の良い友達は、嫌いな友達より自分に似ていますか?
 父さん母さんは、お向かいに住んでいる家族より、互いに似ていますか?

 なお、女性は「育ての父親」に似たルックスの男を、男性は「育ての母親」に似たルックスの女性を、恋愛相手や結婚相手に選びやすい傾向がある、との調査結果もあります。つまり、血のつながりではなく、親の役割をしてくれた信頼できる人のイメージの影響が出ると。
 ここからすると、「血縁度」を優先しているというよりは、「確実に子育てを行いそうな個体」を選択する上で有利、的な機序も可能性として考えられるかと思います。

科学に佇む心理学→ 『心の科学:見慣れた顔っぽいと信頼されやすい』
科学に佇む心理学→ 『心の科学:女は自分の男版っぽい男に惚れやすい』

「先入観、暗示、思い込み」

避難民の子供たちと仲良くなる偏見突破術

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

偏見、それは友達がいないから?

偏見の心理学→ 2005/11 EurekAlert 
Getting to know you: How familiarity breeds respect
 When someone in our social group makes friends with someone from another background,
the chances are that our own prejudices will break down

百聞は一友にしかず
 社会的偏見を解消する手っ取り早い方法は、偏見相手と仲良くなること。

 仲間の誰かが、異なる社会的背景の誰かさんを友人になさったなら、それはその「異なる社会的背景の人たち」に対する偏見を解消する良いチャンスになりますよ。
 自分自身や仲間たちが「**」に対して偏見を持っていたとしても、仲間の誰かの友人が「**」であれば、みんなの偏見が軽減されてくるのです。

これ、「the extended contact effect(拡張接触効果)」とか言うらしいですね。

 概して相手のことをよく知れば知るほど、お互いにうまくやっていける道が開かれてくるのですよ。

   *  *  *

 今回は、「避難民の子供たち」と「地元民の子供たち」の取り合わせで調査をしてみました。
 「地元民の子供たち」の誰かが「避難民の子供たち」の誰かと親友になると、双方の子供たちの間の壁がグッと低くなります。

 さらには、お互いがなにか共通しているんだよ、という点(この場合は「避難してきた子も、地元の子も、同じ学校の仲間になったんだよ」という提示)を強調すると、みんなの仲良くなり度合いが最も良くなりました。
 「ヨソから来た子と地元の子が、いっしょに協力して冒険を繰り広げる」なんて物語をクラスで読んできかせたりすると、とてもイイ感じになりますね。


2010/10  Direct contact as a moderator of extended contact effects: cross-sectional and longitudinal impact on outgroup attitudes, behavioral intentions, and attitude certainty.
拡張接触効果のモデレータとしての、直接接触効果:「外-グループ」態度、行動意志、および態度の確実性への横と縦の影響。

 グループを超えた友情(最も効果的な形の直接接触)や、拡張接触(内集団のメンバーの一人が「ヨソのグループ」の友人を持っている場合)は、ヨソのグループに対する態度や考え方を改良する最も重要な手段の2つです。
 特に、ヨソのグループの人々と接触する機会が少ない人には、「ヨソのグループ」の友人を持つ仲間ができることが、最も偏見の解消に良い効果をあらわします。


「先入観、暗示、思い込み」


「**な人は○○に違いない」uhee

型にはめて、いっしょくた扱いにして処理してしまう、そんな偏見は、相手のことをよく知らないから発生するもの。

偏見の心理学→ 性差別や人種差別が格差社会を招くわけ
 ┗ 差別傾向の強い人は、異なる立場や異文化の人々との交流をあまりなさらない/したがらない。

集団外との交流がほとんどなく風通しが悪い集団は、自分たち以外の人々に対する偏見を強めがちになります。
この現象は、宗教でも会社でもクラスでも班でも発生します。
集団が孤立すると、よけい孤立が深まったりする原因ですね。
科学に佇む心理学→ 『テロリズムの元?集団隔離が生む攻撃性と社会心理学』

偏見を解消したいのであれば、いろいろな集団間の交流を促進しましょう。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


今以上の偏見を育てたいのであれば、相手についての興味など持たずにどんどん交流を遮断させましょうね。

「先入観、暗示、思い込み」

ユニークフェイスは面接で不利ですか

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

見た目に印象が覆われる

偏見の心理学→ 2011/11 Looks do matter, according to new study

アザ、傷跡など、顔にネガティブな特徴をもっている人々は就職面接でかんばしくない結果になりがち

視線追跡メカを使って調べてみました。
ユニークフェイスの応募者の場合、面接した担当者さんが顔の特徴に気を取られすぎてしまい、「なにをしゃべったか」の印象がほかの応募者より薄くなってしまう。

これはある意味、自然な反応なのかもしれないが、このたびの調査結果から、あらためて「職場内差別」についての関心が高まることを望みます。

※ 2011/11 【日本語記事】BioToday
 顔の痣は就職時面接での評価を下げうる

「先入観、暗示、思い込み」


chitchit 例えば、キャリアも手腕もスゴイ人材であっても、実務には関係ない特徴が、情報遮断するかのように働いて、正確な評価をされなくなってしまう。
 この点に自覚的ではないまま人材探しをしているのなら、御社は「優秀な人材を確保しそこねる」事態を頻発させているのかもしれない。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


 見た目が就職に及ぼす影響は、面接以前の段階でも報告されています。
 職務遂行上、「見た目」が重要ではない職種であっても、「履歴書の写真」の印象によって評価が変わってきてしまいがちなのだそうな。
 同じ履歴書を「写真なし」の状態で提示すると、本来なされるべき評価に近い「採用の決定」がなされるのでした。

 御社の人事部、だいじょうぶですか?

「先入観、暗示、思い込み」

性差別や人種差別が格差社会を招くわけ

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

性差別も人種差別も精神的な機序は似通っている

偏見の心理学→ 2011/11 EurekAlert
Both sexism and racism are similar mental processes

 偏見的な態度は、特定の社会集団について「彼らは**な人間だ」とする仮定を元に展開される。

「女は男より劣っている」「女は母性愛的であり守られるべき存在だ」などの性差別的なもののみかたが強い人は、人々は平等に扱われなくてもよい、とみなしがちなのです。

もともと性差別は、権威主義や支配欲などと親和的な現象。
性差別主義者の人々は、社会的格差の存在を容認する傾向が強いのだとも言える。
彼らは、「それぞれの社会集団には「ふさわしい」社会的階層があり、人々はそこにおさまっているべきだ」と考える傾向があるのだ。

性差別傾向の強い人は、人種や国籍での差別観も強めで、異人種や異文化の人々との交流をあまりなさらない/したがらない。

この手の「独善的な思い込みに基づいて他者を扱う」傾向があるってのは、一種本人の性格のせいかもとも思えてくる。
なお、自己評価(セルフエスティーム)が低いと性差別的になる、というような傾向は割り出されなかった。

 差別解消には教育が大事。
 平等を奨励し、偏見が緩和されると、まずは世の中の暴力事件が減るんですよ。


「先入観、暗示、思い込み」


pachikri 自分とは異なる立場の人間のことを、個人としてではなく「異質な種類のグループに入れて納得する」癖がついている人は、差別的な思考の人だと言えちゃうんでしょうね。

例えば意見が合わなかった「山本さん」のことを「だから女ってやつは/どうして男は!」とやっちゃう人。

例えばうっかり忘れ物をした「野田さん」のことを「だから年寄りは!」とやっちゃう人。

例えば怠け者な「上村さん」のことを「だから貧乏人は!」とやっちゃう人。

相手個人がどうなのかを把握しようとせずに「○○は**な種類の人間だからしょうがない」。そういう、うわつらな納得の仕方の思考パターンは、頭を使わなくてラクです。が、楽ちんな差別思考を続けていると、その人々の言動は、平等社会の実現の足をひっぱるようになります。

「平等じゃなくても仕方ない」そんな思考によって社会の格差が広がるのです。

 性差別的な人は人種差別もやりがちだ、との調査結果からすると、性差別をする人は高齢者差別や所得階層差別や学歴差別とかも普通にやってそうですね。
「女だから仕方ない」「年寄りだから使えない」「貧乏人は怠け者」
 やってませんか?

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


●「平等を奨励し、偏見が緩和されると、まずは世の中の暴力事件が減る」

 これについては、暴力事件はなぜ起きるか、を理解すれば、暴力事件が減る理由がわかります。
 相手に対する暴力は、たいがいは『「**であるべきだ」が守られないことに対する感情の暴発』が元になっています。
「女は**であるべきだ」「年寄りは**でしかない」「貧乏人は**なものであるはず」
 「こうあってほしい家庭」じゃないから親に暴力。
 「こうあってほしい妻」じゃないから女にDV。
 「こうあってほしい自分」じゃないから・・・

 「不適切なもののみなし」が教育(心理的な学び)によって是正されれば、世の中はもっと良くなっていくのだろうと期待されています。

「先入観、暗示、思い込み」

日本は性差別国:世界の性平等ランキング

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

135カ国中、日本は98位! orz

偏見の心理学→ 2011/11 中央日報@韓国
世界の性平等ランキングで中国が韓国・日本より上位に

世界経済フォーラム(WEF)発表のグローバルジェンダー報告書

トップは2年連続でアイスランド。
ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、アイルランドなど欧州の国がその後に続いた。

アジアではフィリピンが8位、中国が61位、日本が98位、韓国は107位を記録して下位圏にとどまった。


「先入観、暗示、思い込み」


男女平等ランキングの上位は、日本の近所では、ニュージーランド6位、フィリピン8位・・・あれ?そんくらい?

レソト9位、南アフリカ14位、えらいなぁ。

そして、イギリスは16位、アメリカ17位、カナダ18位でダンゴです。

それらとははるかに離れて、日本は98位
無視しようがないトンデモ格差。

あらためて、日本がどのくらい「男女平等先進国」より遅れてしまっているか、自分の周りの実態を確認してみよう。
なにがどうしてこうなっているのか!

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


レポートの内容を収載した英語原文のページはこちら。
どんな面で、どのくらい不平等な状態になっているのか、各国別に数字がひととおり確認できます。
偏見の心理学→ The Global Gender Gap Report 2011

日本は ●収入の男女格差がでかい
日本は ●責任者や立法者が男だらけ
日本は ●政治面で女性が活躍できてない

中国は日本より ●収入の男女格差が少ない
中国は日本より ●責任者や立法者に女性が多め
中国は日本より ●政治面で活躍する女性が多い

偏見の心理学→ World Economic Forum : The Global Gender Gap
┗ 男女格差が大きい国は、そのぶん経済競争力が弱くなる

o 中国えらい。
 生まれる子については、できれば女子より男子を望むけれど、生まれてしまったからには女子も男子もバッチリ活用する。
 そのへん、どことなくアメリカっぽいプラグマティズムも感じるけれど、女子胎児を堕胎したがる傾向をどの程度の不平等差だとカウントするのかとか、このへんの「男女平等感覚」はどう捉えていけばいいのか、外野はよけい混乱したりいたしますが。

 とりあえず、この「GLOBAL GENDER GAP REPORT」指標の中では、中国エライ。
 日本負けてます。

「先入観、暗示、思い込み」

困窮は被災者本人の自己責任だと見る偏見

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

ハリケーン・カトリーナをめぐる人種偏見の発露

 偏見がない人は、被災者がじゅうぶんな援助を受けられていないとみなす
 偏見を持つ人は、被災者はじゅうぶん援助を受けており、困窮は被災者本人の自己責任だとみなしがち

偏見の心理学→ 2010/01 EurekAlert Study shows people's racial biases can skew perceptions of how much help victims need
彼らはどのくらいの援助を必要としているのか
その見積もりは、偏見の有無によって変わってくる


ハリケーン・カトリーナの犠牲者について尋ねると:
 それほど人種差別主義でない人が回答すると、「政府は被災者に対して適切な援助をもたらさなかった」。
 人種差別観が強い人は、「被災者への援助は適切なものであって、困窮しているのは被災者自身に問題があるからだ」と回答しがちだった。

被災した人々に対して「不運だ」とみなす人は、被災者を非難することはない。
被災した人々について「愚かだ、善処してない」と考える人は、「自業自得」的な評価をなさる。


「先入観、暗示、思い込み」


 偏見が、他人の運命を大きく左右しうる機序の一端が、ここに大きく現れていますね。

 2005年の巨大な嵐は、アメリカ南部の黒人貧困層エリアを壊滅的な状態に陥れた。
偏見の心理学→ ウィキペディア「ハリケーン・カトリーナ」
 甚大な被害を被ったその被災者の多くは、自力では立ち直りが困難な低所得者層たち。
 支援は充分なのか、不充分なのか、被災者支援をめぐって、各方面で人種差別の影響はないのか、さまざまに調査が行われていました。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


 東北や関東の被災者に対して、被災した人々は、どんな人たちだとお思いですか。
 東北や関東の被災者は、自分とは「どう違う」と思いますか。
 その点が、回りまわって被災者支援に影響を与えている可能性はありませんか。

 あなたが被災した場合、「どう考えてもらえそうですか」

「先入観、暗示、思い込み」

性差別的な考えの人が多いほど、社会は男女不平等

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

世界57カ国対象の調査結果

社会とは個人の集合なり
偏見の心理学→ 2011/10 Sexism and gender inequality

性差別と男女不平等
 個人の信念は個人の内にとどまらず、社会の機能に影響を及ぼす
 57カ国からのデータを元にした大規模調査を実施
 その結果、(わかっちゃいたけど)個人の性差別が、社会全体の男女不平等をもたらすことを確認いたしました。

・女より男のほうが政治に向いている
・女より男のほうが経営に向いている
こんな回答をする人の割合が多いほど、実際にその社会は男女不平等が顕著なんですよね


「先入観、暗示、思い込み」


 日本は先進国の中でもかなりの性差別国家。

 ということは、国民に「女より男のほうが政治に向いている」「女より男のほうが経営に向いている」的な考えをお持ちの人間が、ほかの先進国より特に多いyan、ということなんでしょうね。

 男女不平等社会を解消したいのであれば、制度や法律を云々するのは当然として、まずは社会成員の個々人が、性差別的な考えを払拭する(もしくは看過&放置しないようにする)必要があるわけでございます。.


「先入観、暗示、思い込み」

性差別的に育った男は治らない?

カテゴリー「偏見の研究 国際NEWS」

男女で違う男女平等への道

偏見の心理学→ 2002/05 EurekAlert!  Paths to egalitarian gender attitudes differ

 性差別の少ない社会を望むのであれば、男は男女平等な家庭で育ったほうがいい。
 女は成長してからの教育でも充分だけど、男は家父長な家で育ったらまず望み薄なんです

 両親がいて、母さんがフルタイムで働いていて、父さんは家事や育児をこなして母さんをサポートしてくれる。そんな家庭で育つなら、性差別観を持たない男子が育ちます。

 社会に出ると、男子には「男らしく!」女子にも「男に引けを取るな!(男勝りに働け)」的な圧力がかかる。
 その関係で、生育環境で女子に刷り込まれた性差別観は社会で矯正される(女らしくしろと言われて育っても、社会に出ると男なみになれと言われる)けれど、性差別的な家庭で育った男子のほうは、社会で性差別観が矯正されるどころか、よけいに強化されてしまうのであろう。


「先入観、暗示、思い込み」


ohyo おたくの殿方さんたちは男尊女卑の家庭で育ちましたか?

 男尊女卑だと言われた覚えがある殿方、あなたは治りませんか?

●ジェンダー
 この「性差別」に限らず、成長過程〜成長後での”刷り込み”もしくは「アイデンティティ執着」は、男のほうにおいて目立つきらいがあるような気がします。
 所属、価値観、態度。

 非異性愛の方面では、女側より、男〜ゲイ側において、アイデンティティの細分化こだわりが顕著なのですね。
 男は、同性愛行動を採る者の間でお互いをものすごく細かく分類区分けなさっている。

 それに比べると、女では、アイデンティティは比較的柔軟に流動する

女性はラベルにこだわらない
 レス”ビアンだのハ”イセクシャルだのというレッテルへの自己同一化は薄い
2003/03  Lesbians, Bisexuals May Drop 'Label,' Not Feelings
Reuters / Northwestern Memorial Hospital


「先入観、暗示、思い込み」


 そういえば、民俗方面でも、イニシエーション儀式が目立つのは男側ですね。
 特定のグループに所属させ、規範を刷り込み、役割を遂行させて、その集団の成人として刷り込みを仕上げる成人の儀式。
 刷り込まれる「男」という所属枠。
 刷り込み。

 あなたは自分の肩書きが好きですか?
 自分が所属するカテゴリーをいくつお持ちですか?
 所属&カテゴリーを失うことに抵抗がありますか?

 これは”所属移動は女”などの文化生態的要因が関わっているのだろうか。
 ”所属移動は男”である文化においては、アイデンティティ執着の性差は逆になっているだろうか。

ジェンダーが、男を悪い父さんに仕立て上げている
2006/02 EurekAlert Gender practices inhibit men from being better dads
 「男らしさ」にこだわりのない男こそが、良い父さんになれるのですが。


「先入観、暗示、思い込み」


※ 当該文面は、2004年3月に旧ブログにアップした『男は死ななきゃ治らない場合』記事の再掲に、その後の資料を追記したものです。
・ テーマでチェック







 → 記事の全タイトル一覧



・ ブログ内を検索する
・ リンク
科学に佇む●endbooks

Since 2011/10
偏見の図解




・ QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。