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平等主義者が偏見を持っていると悲惨

人道主義者が貧者に冷たくあたるとき

偏見の心理学→ 2007/07 Humanitarians, You're Not As Generous As You Think

貧困の原因を「怠け者だから貧しいのだ」的にみなす人は、あまり貧者を救済しようとはしない。
「貧困は、めぐり合わせが悪かっただけであって、その人のせいではないのだ」と考える人は、心が広く、チャリティにも積極的。

貧者に対して差別観(一緒くた扱いの上、ネガティブに評価する)を持っているか否かで、そういう違いがあるだろうことは簡単に思い至れるだろうけれど・・・

興味深いことに、この差は、人道主義(Humanitarian 博愛主義)や平等主義を自認なさっている人々で、特に顕著に現れるんですよ。

人を4つのタイプに分けてみました。
・世の中の格差や差別はいけない!
  ┗「貧困は本人のせいだ」と考えるタイプ
・世の中の格差や差別はいけない!
  ┗「貧困は恵まれていなかったからだ」と考えるタイプ
・あんまり人道や平等に固執しない
  ┗「貧困は本人のせいだ」と考えるタイプ
・あんまり人道や平等に固執しない
  ┗「貧困は恵まれていなかったからだ」と考えるタイプ

それぞれに、貧しい人への寄付をお願いしてみたところ、
貧しい状態にある人に対して最も冷たい態度をとったのは、
 「貧困は本人が怠けているからだ」
とみなす平等主義者さんたち
でした。

直感的にわかりづらいよと指摘いただきましたので、図の表組みにしてみました。
      ↓
  偏見の心理学

Christina Fong, "Evidence from an Experiment on Charity to Welfare Recipients: Reciprocity, Altruism and the Empathic Responsiveness Hypothesis." Economic Journal. July 2007, 117(522), pp. 1008-1024. 【PDF】 .

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


uhee 最近のテレビ番組は、妙に「生活態度が良くない生活保護受給者」事例を多く紹介していませんか?
 以前は「生活保護受給者は社会的に恵まれない状態に置かれて困窮し・・・」という論調が多かったのに、今では「生活保護受給者には働く気もなく税金でうまい汁を吸ってのうのうと暮らしているものが多い」パターンが目立つ。
 この論調の変化はいつからだろう。

 社会がいよいよ困窮してくると、互いの連帯感が薄くなり、「うかうかとしていると誰かにまんまと搾取されてしまう!」的なギスギス感が蔓延してくるんだそうです。
 メディアが「生活態度が良くない生活保護受給者」を紹介したがるのは、もうこの日本の世の中がそれほどの「ギスギスの疑心暗鬼あたりまえ」レベルにまで堕ちてしまっているということなんでしょうか。

所得格差が大きくなるほど、人々は「他人はすきあらば搾取しようと狙ってくる」と考えるようになる。

 〜リチャード・ウィルキンソン
 『格差社会の衝撃 不健康な格差社会を健康にする法』


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