偏見の心理学→ 偏見チェックの心理テスト

偏見の心理学→ 偏見の影響で成績が下がる

偏見の心理学→ 男女別教育は性差別を強める

偏見の心理学→ 混成チームは偏見解消にも成績にも良い

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

精神病を患う人は犯罪の「被害者」になりやすい

精神病を患う人が「危なく怖い」というのはガセ

偏見の心理学→ 2012/03 【日本語記事】BioToday
 精神疾患成人は暴力を受けるリスクが高い
偏見の心理学→ 2012/03 【日本語記事】MT Pro 
 精神障害者の暴力被害のリスク,非障害例の4倍

精神障害のない人に比べて、精神障害のある人が暴力を受けるリスクは、約4倍にものぼる。


「先入観、暗示、思い込み」


つまり、心の病をかかえる人は、虐待に遭う率が高め。

精神病を患う人が「危なく怖い」というのは、「理解しがたさ/処遇のしかたがわからない」的な困惑がもたらす印象の偏向なのであって、「とかく精神病患者は危険度が高い存在だ」とするのは、ガセでございます。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


ouch さても、上の話や記事の見出しが「精神病患者は暴力をふるいやすい/犯罪をおかしやすい」と一瞬見えてしまった人は要注意!

あなたは偏見に侵されている!ですぞ。chitchit

基本的に、精神疾患の人は、健常者より、

・暴力沙汰を起こすことは少ない
・犯罪行為をおかすことは少ない


のです。これは諸所の統計によって再々確認されています。

「精神病患者は怖い、危ない、危険な存在だ」との、お考えの人はいらっしゃいますか?
それはおそらく、「事件の展開が理解しがたい/不可解」な心理的わだかまりがもたらす「印象強化」の結果の、いわゆる「確率の錯覚」なのです。

実際には、心の病を持つ人より、心の病だとは診断されない人々のほうが、暴力を振るう率が高いし、殺人も犯罪もおかす頻度が高い。
「不可解さ」ではなく、正しく「危なさ」をみるのであれば、普通の人のほうが、危ないし、怖い。

●本 『暴力・虐待・ハラスメント 人はなぜ暴力をふるうのか』
 ナカニシヤ出版 2005年
p41
第4節「暴力と精神疾患」
精神障害者の暴力に関する誤解

 平成15年版犯罪白書によると、2002年度の窃盗を除く一般刑法犯(殺人、傷害、放火などを含む)の検挙人員は、16万7155人であるが、このうち精神障害者は820人、精神障害の疑いのある者は1539人で、両者の一般刑法犯検挙人員に占める比率は0.68%であった。
 また精神障害のため心神喪失または心身耗弱と認定され不起訴処分になったものは734人で、これは疾患別に見ると、統合失調症(465人)、双極性障害(58人)、アルコール依存(42人)となっている。
 これらの数字からわかるように、精神障害者のうち暴力的犯罪に至るものは、健常者におけるその割合よりもむしろ少なく、暴力的犯罪を行うものの大部分は精神障害をもたない者で占められている。

これは、「犯罪発生数全体から見た割合」。
おおざっぱに表現するならば、
検挙された人数のうち、心の病持ちの人は、1%にも満たない。
99%の事件は、「正常な心」の人々がおかしている。

「先入観、暗示、思い込み」


もちろん、「正常な心」の人々は、絶対数として精神障害者より人口母体数が多い。

同じ人数で比べた場合、精神障害者は正常者より犯罪をおかしやすいのか否か」については、こちらにたくさん報告が置いてある。
    ↓
●危ないことをやるのは普通の人たちのほう
 退院した元精神病者による犯罪はめずらしい

●犯罪者でも、精神病の既往歴が「ある」ほうが再犯率が低い

●統合失調症を発症しても、暴力がらみの犯罪率がアップすることはない

●加害どころか 心の病患者は犯罪の被害者になる率が高い

●精神病患者は、症状がひどくなるにつれ、暴力の犠牲者になりやすくなる
 凶悪犯罪の被害者になる率、精神病患者は健常者の11倍

●心の病を持つ人は殺される率が高い
 精神病患者が殺害される率は、一般住民の6倍にものぼる(イギリスでの統計)

 精神障害者に関わる事件報道は偏っていないか
「患者による殺人」は少ない、「患者が殺される事件」のほうが多いのだ

資料置場
科学に佇む心理学→過去記事データベース『犯罪、暴力』
科学に佇む心理学→過去記事データベース『精神障害』
科学に佇む心理学→ 『 精神障害者より恐ろしいのは、普通の人々と麻薬 』


なお、さらに細かいことを言うならば、
「精神障害のなかには,統合失調症(精神分裂病)や双極性障害(躁うつ病)などの狭い意味の精神疾患に相当するものと,人格障害や発達障害といった疾患というより精神発達上の問題に由来するものが含まれる。これらを一律に扱うことは,彼らの行動を理解し,対応する上で誤った判断をするおそれがある。
●本リンク『暴力・虐待・ハラスメント』)」
との指摘があったりすることを踏まえた上で、

福村出版●本リンク削除『触法発達障害者への複合的支援 司法・福祉・心理・医学による連携』

などもお読みいただけるとよろしいかと。git

 関係者はみなさん、さまざまな偏見の中で苦労なさっているのです。

「先入観、暗示、思い込み」
・ テーマでチェック







 → 記事の全タイトル一覧



・ ブログ内を検索する
・ リンク
科学に佇む●endbooks

Since 2011/10
偏見の図解




・ QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。