偏見の心理学→ 偏見チェックの心理テスト

偏見の心理学→ 偏見の影響で成績が下がる

偏見の心理学→ 男女別教育は性差別を強める

偏見の心理学→ 混成チームは偏見解消にも成績にも良い

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

死者の種類がこんなに違う!高齢者の運転より若者の運転のほうが周りには危険

高齢ドライバーは一人で事故りがち

偏見の心理学→  In defense of older drivers 2012/04 EurekAlert
「高齢のドライバーは、運転が下手だから事故りやすいんだぞ」という話はどうやらガセっぽい。

● カナダでの調査(であるがゆえに、多少は日本の状況とは異なる部分がある)

 85歳以上のドライバーが関わる死亡事故、お亡くなりになった人の8割は、運転者自身

 逆に、15〜59歳の年齢層の運転者では、死亡者は7割近くが運転者以外となる

 実際にはかくのごときであるにもかかわらず、おおかたのカナダ人が、高齢者の運転は交通安全への多大なる脅威であると信じています。

 高齢者は、事故率が少ないハイウェイよりは、交差点が多くてもとより事故を起こしやすい「一般道」を頻用する。
 また、単独事故で高齢者自身が負傷する結果、警察への通報となり記録が残りやすい。

 高齢者に運転をあきらめさせるにしても、間違った思い込み情報を根拠扱いして話を進めるのはおやめなさい。


「先入観、暗示、思い込み」


pachikri 高齢ドライバーは、「加害者」になる率は低い。
 事故については単独事故にご注意を。

 「単独事故で高齢者自身が負傷する結果、警察への通報となり記録が残りやすい」というのは、あちらは日本とはだいぶ交通法規とか免許制度とか異なるお国柄だったと思うんで、これたぶん、「事故っても免停とかない」「誰かをはねてもその場で示談」「あまり交通法規云々で警察にはお世話になることはない」とかあるんじゃないかと思います。

 日本に当てはめるとすれば、
・高速道路を使い慣れていないので、たまに逆走で話題になる
・単独事故はメディアで報道される率が低め
とかに関わってくるでしょうか。
 そういえば、逆走や「踏み間違いで発進」的な単独事故の報道では高齢者、「誰かを巻き込んで悲惨な事故」はお若い現役世代が、交通事故報道では多く登場しますね。

 しかし、気になるのは、この調査で設定されている「高齢」の年齢。
 「85歳以上」なんですよね。
 欧米では85がわりと区切りとして用いられているらしい。日本ではあまり見かけない区切りだけれど、85歳というと、なぜか日本の平均寿命に近い年齢ですね。

 別途 オーストラリアでの調査 によれば、
・74歳以下では大きなミスは少ない
・85歳以上では確認ミスが有意に多かった

との結果がでたとのこと。

 日本では高齢者というと、65とか70とかあたりが境目にされがちだけれど、もしかすると、この境目設定は、調査項目によっては不適切なものなのかもしれない。

「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」
「先入観、暗示、思い込み」


 ここでひとつ留意したいのは、一言で高齢者とよばわっても、その内実は実に多様であるということ。
 長い人生、各人何十年も、それぞれの環境で、さまざまな人生で、多様な健康状態と経験を経てきた高齢者たちは、若い連中の状態とは比較にならないほどはるかに、人体機能・認知機能に多様な格差を抱えている。
 同じ年齢であっても、かたや寝たきり、かたや隠遁者、かたや現役バリバリアスリートと、ほんとにうかつに「高齢者」と一概にくくること自体がすでに差別ではないか、とみなしうるほどに多様な人々が含まれてくる。

 日本には、稀有な例ではあろうけれど、100歳で普通に軽トラ運転して仕事なさっている男性もいらっしゃる。
 個々人のありようの多様さを一顧だにしない「**歳以上は資格剥奪」的な思考は、傍目には「個々人の多様さを無視した十把一絡げの差別扱い」と変わるところはない。すなわち「高齢者差別」。

 実は多様な人々を、やむをえずひっくるめて扱わねばならない場合、「どのような思い込みを持って扱ってしまっているか」について自覚的であれること。
 あの人と、この人は、違うことに、自省的であれること。

 そうすれば、ほかならぬ自分自身が、健やかな加齢の道を歩めるようになるんですよ。

偏見の心理学→ 『高齢者差別、加齢と思い込みをチェック!』
 ┗「年寄りはこうなる」と思い込んでいる人は老けやすい!

「先入観、暗示、思い込み」


おまけ情報 追記:

偏見の心理学→ 時事ドットコム:【図解・社会】交通事故死者数の推移
「交通事故死者11年連続減、高齢者対策効果か」
 65歳以上の高齢者の死者数(速報値)は、全体の減少幅より大きい7.7%減の2262人だった。同庁は「広報・啓発などによる高齢者対策が効果を上げた」としている。


「先入観、暗示、思い込み」

・ テーマでチェック







 → 記事の全タイトル一覧



・ ブログ内を検索する
・ リンク
科学に佇む●endbooks

Since 2011/10
偏見の図解




・ QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。